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スニーカーヘッズの砂場のレビュー・感想・評価

スニーカーヘッズ(2015年製作の映画)
4.0
スニーカーマニアのドキュメンタリー

スニーカーヘッズといわれるマニアの生態を描くドキュメンタリー。90年台のエアジョーダンあたりからの歴史を辿りつつも、カルチャーとしてのスニーカーに迫る。
家蔵には理解されず、呆れられるスニーカーの山、2000足とか5000足とか、、、バスケやスケボーなどのスポーツ、ヒップホップなど音楽との関係性についても丁寧に解説されておりスニーカーカルチャーシーンの全体感を掴みやすい。ナイキのピジョンで知られるデザイナー、ジェフ・ステープルや日本でのスニーカーのカリスマ、atmosの本明秀文なども登場する。

個人的にも若い頃のようなスニーカー熱はないものの、今でもXで毎日のようにスニーカー情報を得る習慣が抜けておらず、限定とかコラボなどは抽選販売をポチッとしてしまう、、、この映画に出てくる依存症とか、強迫観念というのも少しは理解できる。

この映画はバランスが取れている、エアマックス狩りとかショップ発売日の暴動など負の側面もきっちり描きつつも、カルチャーとしてのスニーカーの未来を見据える。

スニーカーって不思議なものですね〜誰でも持っている、めちゃ身近なものである。一方で知られざるスニーカーヘッドの世界が存在する。
安いものは数千円で、ハイブランドのものは10万円以上もする、庶民から金持ちまで、アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまでに存在する不思議なカルチャーだ。

なんだかんだで、ニューバランスの2002R ジョウンド ゴアテックスの抽選当たらないかなあ〜
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