韓国映画通の方におすすめいただいて鑑賞。
ソ・ドチョルは広域捜査隊のベテラン刑事。待遇改善のデモを行っていたトラック運転手が、シンジン財閥御曹司のチョ・テオとの交渉後にビルの階段から飛び降り自殺未遂したとされる事件から、シンジン財閥とテオの身辺を調査する。自らの権力、財力に加えて暴力をも駆使し捜査の妨害をするテオだったが、ドチョルは怯まずに巨悪との戦いに挑む。
とにかく痛快！ ドチョルがかっこいい！
財閥御曹司にも媚びずに、怪しいと思ったことは徹底的に追及していく。
対するチョ・テオの憎たらしいこと憎たらしいこと。表情ひとつとっても本当に憎たらしい！ 自分の従兄を身代わりにしようとしたり、彼女が妊娠しても冷たく暴力的に扱う。
クソぶりが徹底していて、それはそれですごい。
そして、国際市場コンビのオ・ダルスもいい味出てます。
最後の大捕り物も息がとまるくらい激しく、痛い…！！
愛の不時着の耳野郎の奥さんとか、マ・ドンソクなんかもちょい役で出ていたりと、あらゆる側面で楽しめる、秀逸な作品。
血管沸騰間違いなし！
