まとぅん

ラブ・アゲインのまとぅんのレビュー・感想・評価

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)
4.0
【魂の伴侶】
たまには、なぜか観てなかった有名なラブコメディをチョイス🎬
10代〜中年までの恋愛模様が描かれるので、どの世代が観ても大体の人が共感できる作りになっています😌


○監督は『フォーカス』のグレン・フィカーラとジョン・レクア。
スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング主演。共演にジュリアン・ムーア、エマ・ストーンら。


ー40代の生真面目な男キャルは、妻エミリーが浮気をし離婚を切り出される。高校時代から付き合っていたエミリー以外の女性とデートもしたことがないキャルは、ある夜バーでプレイボーイのジェイコブと知り合い、彼の助言でファッションや髪型を磨いて新しい人生を歩もうとするが...



↓ネタバレ含みます❗️


○オムニバス形式作品観て毎回思うのが、どうしたらそんな上手い脚本作れるの、と。
一見他人の様な人達が最後に一堂に会する場面は、観ていて気持ちが良い😌
終盤のみんな大集合!ドタバタ喧嘩劇は、収拾のつかない情報量の多さから笑い止まらんかった🤣

○ライアン・ゴズリング×エマ・ストーンといえば、『ラ・ラ・ランド』(2016)ですが、それより前にも今作と『L.A.ギャングストーリー』(2012)でも共演してたんすね😳
この2人のカップル役はやっぱりお似合いですわ🥰

○"人は見た目が9割"
見た目を変えれば、人が自分を見る目が変わり、余裕も生まれる。
ダメ夫キャルを演じたスティーブ・カレルはハマってるな〜。
プレイボーイのジェイコブの助言も的確で、ファッション・言動・振る舞い等全てが対照的なキャルを変えていく。

登場人物達の発するフレーズも秀逸。
"魂の伴侶"だの、「GAPで満足するな上を目指せ」だの、「セクシーとキュートの融合」だのetc.と会話を聞いてるだけでもテンポの良い漫才の様で面白い。


○〆
冴えない中年。プレイボーイな青年。年上に惹かれる高校生と彼女に恋焦がれる少年。
「恋・愛とは何か」をハートフルに面白おかしく描き切り、誰と観ても楽しめると言われている理由が分かった👍下ネタも結構あるけど笑
ハッピーに心温まる系は他作品にもあるが、これは結構鑑賞後の満足感が高いので、素直に高評価です😤
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