お恥ずかしながら、チェット・ベイカー、よく知りませんでした。
こんな孤高の天才がいたのか…
そう思わせるイーサン・ホークの演技。
繊細でどこか弱く、それでいて魅力的。
そんな人物を演じさせたら、イーサンは天才というか、随一の俳優なのでは?と思わせる。
映画館から帰って、チェット・ベイカーの実際の映像、動画見ました。
この映画の元となったであろう、マイファニーバレンタイン。
本当の動画を見て、ウワァ、イーサン、さらっと演じてましたけど、とてもよく特徴を捉えてますね…
声も元々の顔もそんなに似ていないのに…
とても悲しい物語なのに、曲はまろやかで優しく、染み入ってきます。
チェット・ベイカー、音楽の神様に魂を売ってしまったのかな…
切なくいい作品でした。