ぬ

ボブという名の猫 幸せのハイタッチのぬのレビュー・感想・評価

4.2
取りあえず猫の可愛さが100点。
猫のボブ役はなんと、猫のボブ。ご本人。
さすが本人とだけあって演技がものすごくうまい…
喜怒哀楽が見て取れるし、身のこなしも鳴き声も表情も絶妙。
すべての要素がバランスよくて、観てよかった。

日本版の予告を観てなんとなく映画館では観に行かなかったんだけど、観に行ったらよかったなと後悔。
メインキャラクターが魅力的で素敵だった。
ボブがきっかけで出会った青い髪のビーガンの女性がすごく可愛くて好き。

タイトルやジャケットだけ見るとほのぼのしたストーリーと思ってしまいそうなんだけど、ホームレスで元薬物中毒の主人公がクスリを辞めようと苦しむ姿とか、クスリの売買をしている仲間や過酷な路上生活とか、そのへんのヘヴィなものもちゃんと描いてるのが高感度高かった。

猫好きには絶対的におすすめする。
犬派にもおすすめする。(私は犬派です)
ぬ