じぇい

ボブという名の猫 幸せのハイタッチのじぇいのレビュー・感想・評価

3.8
(「ФДФ)「 招き猫にゃ〜!
気持ち半分で見始めたものだから、意外に良くってポイント高めです。何はともあれ、ボブが可愛い!

薬物依存更生プログラムに取り組むジェームズと出会った猫ボブのお話。実話がベースですが、実際のお話の方がスーパーハードモードだった(¯―¯٥)

この作品で考えさせられたことは2つ。

更生するチャンスを奪っちゃいけない。
自分も周りも。

これ、文章では簡単に書けるけど、実際は物凄く壁が高い。薬物だけでなく、犯罪も含めると光が見えない。でも人として考えるのであれば(理想としてでも)、更生するチャンスは奪ってはいけないんじゃないかと思う。

日本はさらに厳しいように思う。
これを良いと見るか、悪いと見るか。普段から抑圧された環境だからなのか、他人に厳しく余裕がない。実際問題いつ自分が失敗するかわからないから、他人を気遣う余裕なんてない。

もし誰かが踏み外してしまったら… 自分は手を差し出せるのかな。自分に手を差し出してくれる人はいるんだろうか。そんな複雑な思いを抱えてしまった。

もう1つは、ボブ(Ф∀Ф)

私も猫動画で手が止まる人です( ー̀дー́)و 猫は不思議な魅力がありますね。このボブ、何かの化身なんじゃないかと思うくらい、達観していて懐が深い。肩に乗って路上ライブって!

他の動物だったらこんなに話題になったのかな?と思ったんですが、やっぱり猫だったからじゃないかと。前記した通り、猫だと手が止まる人が多いしね( ´・з・)b

やっぱり招き猫なんでしょうね (「ФДФ)「 にゃ〜

社会的な側面と、猫を組み合わせた作品。事実は小説よりも奇なりの典型。これが小説なら下衆なファンタジー扱いになっちゃうけど、実際のお話だから深くて面白かったです。

Youtubeで実際の映像が出てたけど、本当に路上ライブに出て肩に乗り、ハイタッチもかましてました(*`艸´)ウシシシ