このレビューはネタバレを含みます
あれ? あんまりハマらんかった。前作観た後の期間が空きすぎて、前情報もほとんど無い状態で観たから、それも相まって面白くないと感じたんかな。けど、前作は結構面白かった記憶がある。
前作の復唱を見てるような感覚やった。特に目立った脚本もなく、ストーリーにもあんまりインパクトがない。観終わって1日経てばほとんど覚えてなかったし。
前作の時は一人一人の個性が出てて良いと感じたけど、今作は個性の良さがあまり出てないのかな?と個人的に思った。
老中の松平さん帰ってくるの早い(笑)。松平信祝と内藤率いる湯長谷藩のやりとりは既視感あったけど、飽きはしなかった。それがこのシリーズの醍醐味やしね。陣内孝則もまさに悪役って感じの演技してくれるから見やすかった。
家来たちそれぞれが自らの得意分野で金を稼ぐ場面は面白かった。そこはまだ個性が出てたから良かった。
樽の中の死体役で関所抜けるところは印象に残ってる。
戦力になる大事な若い家来が川に流されてるのに、みんなのあまり気にしてなさげな感じが少し面白かった。
雲隠段蔵みたいな弱み握られてしょうがなく裏切ってるタイプの人物、時代劇には必ずと言っていいほどおる。
最後の将軍吉宗の登場はそれらしさ出ててまだ見応えあった。しかもちゃんと善悪わきまえてたから、安心した。