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ぼくのエリ 200歳の少女のyutaのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
2.8
昔、TSUTAYAのチラシにこの映画のことが載っていて血だらけのエリに恐怖を覚え、そのページだけ飛ばして読んでいたという事もあって、良くも悪くも頭の中にあった映画。それが、たまたまTSUTAYAにあったので借りてきて鑑賞しました。

説明が少ない話だったので難しかったです。結果としては、良いストーリーで映像も構図も細かく綺麗でしたが個人的に好みのタイプの作品ではありませんでした。

でも、主役のオスカーとエリの純粋かつ残酷な関係や運命を含めた絶望的なハッピーエンド?やスウェーデンのある街の雰囲気や風景(雪など)、主役のオスカーとエリを演じた子役、色んな愛の形の描写、それ故の悲哀などは良かったです。

特に綺麗であり残酷、愛であり狂気などの対比が良かったです。
(プールシーンのみせないカットなどから)

後、最初エリが登場した時にいる老齢の男(最初は父親みたく写る)の辿る運命をオスカーと重ね合わせてみると、なんともいえない気持ちになりました。

ストーリーも映像も演技も良かったんです。良かったんですが、いかんせん好みじゃなかった。それだけです。
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