前半は会話主体で進むドラマ。
あまりに淡々としすぎていて、うーん。
これで制作費36億円くらいかかってるって、どこにかかったんだろう。不思議・・
と思って観ていると、後半は力強い演技と緊迫感あるストーリーで引きつけてくれる。最後は切々と胸に迫るものがあって、納得のエンディングだった。
半分は若い頃のユマ・サーマン目当てだったけど、コンサートの夜の麗しさといったら・・。堪能しました。
あんな格好で走らされたりして大変だったろうけど、情熱的に演じ切ってたなあ。
誰よりも、彼女にとっていい映画だった気がします。とても上品な映画でした。