えるる

ナチス第三の男のえるるのネタバレレビュー・内容・結末

ナチス第三の男(2017年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

パッケージとおりのナチスのハイドリヒの話だが途中から彼を暗殺したレジスタンスの話に切り替わる。
この時代のドイツの話は本当に悲劇ばかりだが、歴史を知るためによく見ます。
ハイドリヒが非道な人間に変わってしまう所をもう少しやって欲しいと思った。最初は奥さんの方が強かったのに男ってなんで権力とお金持つと変わっちゃうか。ムカつく。
レジスタンスの青年達の頑張りや自分たちのせいで人が殺されていく辛さが切ない。最後の戦いで人数的に厳しいのわかるけど凄く応援する。
バタバタ人が射殺されてユダヤ人、制圧したチェコ人やドイツ人でも反乱分子とみなされたら射殺。死体の山。あっけない終わり方をさせられる人々を見るのが苦しい。

ナチス時代のドイツや周辺各国の酷さは目を瞑りたくなるほど酷いが実話も多く、やはり知っておくべき歴史だと思います。
レジスタンスが殺さなかったらもっと酷い人数が殺されてたかもしれない。次のハイドリヒの立場になる人も同じ様な非道なナチス党民かもしれない。だけど殺した彼らを称賛したいと思える作品でした。
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