ただのおばさんを主役にしてて、これから年をとってく者からすれば心強いけど、、、パッとしない映画。心地よい眠気にひたすら襲撃されつづけた私。
「定点・引き気味・長回し」は、私みたいな異国人を旅先タイのバス停に佇んでる気持ちにさせる。その国その村そのスポットにありありと今いるんだという感覚に浸らせてくれる。
ラオスの二姫はメルヘンっぽ。誰かの大の排泄をずっと映したり、おちんちん関係の下ネタが入ったり、そのほか珍妙な場面あり。
不思議、というには地味。
二者のどっちが喋ってるのかが口の動きの見えづらさのためにわかりにくかったりした。そういうフィクス技法そのものに、やがて飽きてきた。
心強いが、お眠(ねむ)な映画だった。