自分は岩井俊二の映画は一度も見たことが無く、
見るようなタイプでは無かったのですが、友人に誘われたため鑑賞。
困った…実に困った…
岩井俊二の映画を見るリテラシーが無さ過ぎて
「このシーンは感動させようとしているのか笑わせようとしていのか?」とか
「このウェディングドレスはいつ血に染まるんだ?」とか
「ああ、綾野剛がラスボスなわけか」とか考えてしまい
全く展開が読めないし、登場人物の心情が解からない…
ホラー映画やアメコミ映画ばかり見ていた弊害がここに…
だが、この作品の3時間を長いと感じず楽しめたのは確かですね。前半は主人公の黒木華の行動や反応にイライラ、「もっと反論しろよ!!」とかね
後半のメイドになってからは百合展開もあって楽しいしホッコりして、グッとくる。
それだけにラストはショック…結構感情移入していたのね自分。
終盤の綾野剛やお母さんが全裸になるシーンを監督は、
笑わせようとして撮ったのか?感動させようとして撮ったのか?どっちなのでしょうか
ちなみに自分は爆笑してしまいました。