keeper7

ミュージアムのkeeper7のレビュー・感想・評価

ミュージアム(2016年製作の映画)
2.2
基本洋画派でホラーやサスペンスを好んで観るので邦画でもそれ系の場合は、監督名や好きな俳優さんが出ている場合などに限り鑑賞することがある。
本作品はアマゾンプライムで観れたというのと犯人が特殊造形アーティストという部分だけ気になっていたので観てみる。原作未読。

はじめの30分くらいはモロにハリウッドのサイコサスペンス系刑事物の影響を感じさせ、また被害者の遺体造形にも力が入っているなと好感触だったのだが、観ていくうちに登場人物たちの言動や物語のチープな運びに、あ、コレ本当に上部だけ頑張って「セブン」みたいにしてるけど技術もストーリーもともなってないヤツだ、と露呈を感じ取る。
中盤の時速20キロにしか見えないカーチェイスのダサさに爆笑、駄作確定しました。

しかしせっかくなので最後まで鑑賞したが印象は良くなることはなかった。
邦画でハリウッド映画をやろうとした気概は買うが脚本、演出はザ・邦画の悪い部分の集大成的な作品だった。もうちょっと脚本がんばってほしい。荒い。
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