DAEGユキヒロTR

ダンガル きっと、つよくなるのDAEGユキヒロTRのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに投稿。
これまで映画観てなかったわけでもないけど、ついめんどくさくなって、もはや何をいつ観たのかも思い出せない。

予告も見ず、タイトルの響きが面白いというだけで観た。観終わってもダンガルというタイトルの意味がわからないことには驚いてます。でも別に問題ないです。

観てないけど予告を見れば、おそらく話は全部わかってしまうだろうという単純なスポ根話。
でもそういうのがいいです。すごく。

これがインド以外で作ろうとしたら、もっと話に深みを持たせようとするだろうし、虐待と言っていい訓練シーンは通らないだろうし、結果めんどくさいだけの映画になってしまいそう。それをど真ん中で作れたのはインドならではなんだろうと思います。
シャインという映画と同様、父親が自分の夢を我が子に重ねてしごき抜くのだけど、シャインの方が父親に人間らしいエゴがあって、その醜い感情にハッとさせられるのだけど、こちらは真逆の結果になってとても幸せ。
深いのはシャインだけど、熱いのはガンガル。観ていて楽しいのもガンガル。
最高のエンディングからエンドロールの曲も勇ましい。意味がわからないガンガルという言葉も、その響きが勇ましくてそれを何度も繰り返す曲がいいです。
インドの言葉でベビメタをやったりしたらすごく合いそう。というかメタルバンドもたくさんあるのでしょうね。
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