DAEGユキヒロTR

キングスマン:ゴールデン・サークルのDAEGユキヒロTRのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れた。割引券で1100円で観れた。

相変わらず面白かったけど、正直前作の方が面白かった。慣れてしまったからかもしれない。
いや、完全に個人的な期待の問題なようにも思える。
前作でとにかくかっこよかったのは、エグジーよりもハリーだったんだ個人的に。
だからこそ今作のハリーの扱いに物足りなさを感じてしまう。
ハリーにリアクション芸人みたいな水攻めはしてほしくなかったし、最後もタロンが敵と対峙している間ロボット犬に追われているというのはあんまりかっこよくない。もっと無敵な姿を見たかった。
マーリンが死んでしまったのもとても残念だ。まだまだ続編を観たい映画なのに、もうマーリンは出てこないのだと思うと残念でならない。
キングスマンがスーツに身を固める中、ワックスコットンのジャケットを着込むマーリンは別のかっこよさがあって、その服装を見るだけでも好きなキャラクターだった。
ロキシーもあっさりと死んでしまった。なにかこう…もっと見せ場が欲しかったんだ。残念。
一方で、ハル・ベリーがハル・ベリーでなくても良さそうな役回りで出てたりと、前作以上に豪華な気がする。
なんといってもエルトン・ジョンが本人役で出てる。それもちょい役なんかじゃなくガッツリと。
実はそんなにエルトン・ジョンのことは知らないけど、最後の「キミならバックステージ・パスもあげるよ」というのは前作の王女の下品なセリフのパロディになっていて、バックという言葉をエルトン・ジョンが使うのが特に面白い。いいのかよと思って笑ってしまった。
あとステイツマンの活躍ももっと観たかった。欲張りすぎか。

不満ばかり並んでしまったけど、やっぱりすごく面白い。キック・アスといい、この監督の映画大好きだ。
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