エアポート フライト323の作品情報・感想・評価

「エアポート フライト323」に投稿された感想・評価

深い悲しみの向こうに――――。

ってか、こんな重たいお話、「コンパチ”エアポート”」シリーズでやっちゃ駄目でしょ!!!!



ロサンゼルス発の連邦航空323便が、バーバンクで原因不明の墜落事故を起こす。
飛行機は大爆発を起こし、半数以上の人々が亡くなる大惨事となってしまう。

NTSB(国家運送安全委員会)のメンバーが集まり、調査を開始するが、FBIが調査に介入。
FBIは爆発の後からテロの可能性を疑っており、航空会社社長側は機長の操縦ミスと疑っていた。
連邦航空側は責任逃れの為に情報を隠蔽し、情報を提示されない遺族は苛立ちと悲しみを募らせてゆく。

二度と事故を起こさないために決死の調査を行うNTSBのメンバー。
そして明らかになる事故の真実とは…。




アルバトロスが配給している「なんちゃって”エアポート”」シリーズの一作。
今回は突如発生した謎の墜落事故の究明と、残された遺族の悲しみを描いたヒューマンドラマ。
今作はTV映画として制作されたらしく、制作もテレビ番組制作会社みたい。テレビ映画特有の暗転もある。
(日本でもスターチャンネルで放送されたみたい。)

ネットに公開されていた予告を見たら、普通に気になったのでレンタル。

お話は飛行機が墜落し、その原因究明に挑む安全委員会と残された遺族のドラマが描かれる。
ジャケは飛行機パニック映画風だが、飛行機は開始数分で墜落!パニック映画を期待するのは止めた方がいいかと。

作品はハッキリ言って良くも悪くもテレビ映画的。
娯楽要素は殆どないし、内容もシリアスなのでふざけて見れる様な感じではないです。

でも、何時ものB級テレビ映画に比べればしっかりしたドラマで中々見どころのある作品だった。
真相を確かめたいNTSBと真相究明に協力的ではない空港側。
そして悲しみを描かれる遺族と、彼らのドラマが静かに描かれる。

地味ながらしっかりと感情や人間味を描いており、ヒューマンドラマとして見ごたえがありました。
真相究明に静かに燃える主人公や悲しみに暮れる遺族の感情もしっかり描かれていた。
遺族の悲しみが明らかになる追悼式の場面は中々胸に迫る場面だった。


後、お話に入り込めたのは主人公の吹き替えを石塚運昇さん(!)だったのも大きいですね。
運昇さんの吹き替えは「96時間」から意識する様になってたけど、ホント凄い声優さんだったんやなって…。
ご冥福をお祈り申し上げます。



まぁ、終始真面目だし、内容もテレビドラマの延長線みたいな感じがするけど、こんなバカ邦題で終わらせるのがもったいないと思うくらい普通によく出来た作品でした。

バカな飛行機パニックを期待する人は間違いなく手にとってはいかんでしょうが、この手のテレビ映画としては中々よく出来てると思います。
無

無の感想・評価

2.5
いつものア印エアポートシリーズと話の趣向が違うせいかあまり内容が頭に入ってこず。
POIのネイサンが航空会社の社長役で出演。
アルバトロスのエアポートシリーズにありがちな航空パニックではなく、航空事故調査官やその他の関係者に焦点が置かれている。
試みは悪くないがどうもいまいち盛り上がりに欠ける。ヒューマンドラマとしてなら悪くはないかな。
90年代に発生したボーイング737の尾翼の欠陥による連続墜落事故がモデルと思われる。
4423

4423の感想・評価

3.0
あの手この手で毎年一本ぐらいは確実にリリースして下さるアルバトロス先生のエアポートシリーズ。TVMシリーズながらこれがなかなか面白いんだよね~。

といっても本作の場合はマンネリ化を防ぐためか、早くから飛行機が墜落してしまう異色作となっており、原因不明の墜落事故を様々な視点から解明していくという内容になっている。

悲しみに暮れる遺族たち、航空会社の思惑が交差する中、事故の記憶を頼りに原因解明に奔走するNTSBの職員たち。

感情と感情とが静かに、時として激しくぶつかり合っていく様子が大変上手く描かれており、一流の人間ドラマに仕上がっている。かつて舞台女優だった女性がしたためた日記は反則的に泣ける…。

補足:社長役のブレット・カレン、嫌な役だったけどクソイケメンだしナトム役のエリック・クローズもイケメンで我は満足じゃ~。