フランス北端に位置するダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士達。
陸・海・空から敵の攻撃を受けまくり、窮地に立たされる彼らの救出劇である。
兵士達が追い詰められた砂浜と防波堤、敵軍からその兵士達を守るために敵機を撃墜する空軍、兵士達を浜から脱出させるべくダンケルクに向かう民間船。
これら3つの視点が交互に描かれていくワケだが、それぞれの時間経過がかなりズレているので、理解するまで少し混乱する。
しかし、陸海空の出来事が交差していき、1つの救出劇となってゆく展開は見事。
CGを極力使わないで、本当の飛行機落としたり、船沈めちゃったりしてリアルに拘るノーラン監督だが、今作も凄い。
これって、もしかしてエキストラとかスタッフが数人死んでるんじゃ...とか思ってしまう。
全編における緊張感や、迫力の映像は期待通りなのだが、オリジナルのスクリーンサイズで観れるシステムに、日本のシネコンが対応してないからなのか知らんが、
スクリーン上下に空きがあって、実際のスクリーンサイズより小ちゃくなるってどうよ??
このサイズ問題は何とかならんのか。
改善を求む。