真っ黒こげ太郎

アメリカン・バーガーの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

アメリカン・バーガー(2015年製作の映画)
3.5
うぇるかむ!とぅ!あっむえええぇぇぇぇりかんぶぅうううぅぐぅぅぅぅう!!!!


最近のサボり癖を好きなスプラッター系映画で解消しようとするレビュワーの駄目な見本。w




ヨーロッパ就学旅行にやってきた、おデブおばちゃん教師、オタク、チアリーダー、フットボール選手のグループで構成されたおバカな若者グループ。
彼らは地元で有名なハンバーガーブランド、”アメリカン・バーガー”の製造工場を見学することになった。

しかし、工場に付くや否や作業員がゾロゾロと現れ、若者グループを手当たり次第に刺し殺してゆく!!!
実はアメリカン・バーガーはアメリカ人の肉を使った、100%アメリカンな人肉バーガーだったのだ!!!!

一部の学生はどうにか森の中へ逃げ出すが、作業員はしつこく後を追って次々殺してゆく。
果たして頭の底までバカな学生達(爆)は、生き残ることができるのだろうか。




バカ丸出しな若者達が、人肉バーガー製造員達に追われる、サバイバル・ホラー・コメディ。
最近レビュー書くのサボりまくりだったので久々にスプラッタ系のB級でも見てサッと書くことに。
(映画自体は見てたよ!ホントだよ!)

んで今作、人肉目的の殺人軍団に狙われたバカすぎるアメリカンな若者共のおバカ丸出しなサバイバルを描いた、何ともお下品でお下劣なゆる~い映画でした。w
今作、残酷描写は初期の「13日の金曜日」レベルで、手で隠した所から血糊が出たり、切断済みの人体パーツや加工寸前のお肉が出る程度とかなり控えめ。



ただその分、今作は”バカ”と”ゆるさ”と”お下品”さに舵を切りまくってい
る!!!

今作、グロ控え目な変わりなのか何なのか知らんが、やたらとお下品なネタが多い!!!
しっこにう●んこ、ゲロと「小学生か!」と言わんばかりに汚い下ネタの連続!!!
しかも割と早い段階でぶっ放してくる、他の人肉ホラーとは違うベクトルでお食事中に見るのをオススメしない。w

お話も人間狩りのお話なのに滅茶苦茶緩く、土壇場でしょ~もないギャグをかましまくる!
しかもこのギャグも大爆笑!という訳ではなく何処か絶妙なゆるさを放っている。w

登場人物も全員バカ、ってかバカすぎるにも程がある!!!
オタクもチアリーダーもフットボール選手も、従業員や工場長までもがみ~んな頭のネジがハズレにハズレまくってる!!!
アレな連中ばっかなので、感情移入できる連中は皆無!

お話の展開も結構行き当たりバッタリ気味で、危機の切り抜け方も物凄いしょうもない!!!w
(そんなんで騙されるのかよ工場長!!!と職員!!!)
ラストも絶妙に緩いし、オチも絶妙にお約束!!!w

バカ映画とは言えスプラッタやサバイバル展開を期待していたら確実にハズレを喰らう事間違いなし!!!w


しかし不思議なことに、緩い展開に突っ込みを入れながらも案外飽きないで見れた。
尺自体が短いからか案外テンポが良かったり、余りにもバカすぎる連中の間抜けをゆるく見れた…のかもしれない。w



駄作ってレベルではなく傑作ってレベルでもない、実に絶妙な緩さを誇る一作。w
まぁ、余りにもゆるくてしょうもない映画には違いないので、気になる人がお好みで見る程度でいいかもしれんね。w