ホイットモア大統領

戦慄病棟のホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

戦慄病棟(2015年製作の映画)
3.5
教会が運営していた更生施設の廃墟(※病棟ではない)でパーリーし、その流れで怪しい儀式を弟に行う兄貴とその友人…。
案の定悪霊が憑依し、浮いちゃう始末。

そこで活躍するは現代の叡智、インターネット!
さすが先生!How To Exorcismで簡単に答えが出るなんて!!
んじゃ早速試しに… 悪霊がより怒った!?

そんな現代っ子VS悪霊の図式はかなり面白い。
オカルトものであるが、バトルは肉弾戦なので"真面目な『死霊のはらわた』"といった印象。グロ描写も申し分なし。

監督は『テキサス・チェーンソー』や『13日の金曜日 (2009)』といったパワー・タイプのホラー映画を得意とする、マーカス・ニスペル。
全力で人間を殺そうとしてくるマッスル悪霊など、今作も自分の土俵に持ち込んだ作り。

『ドント・ブリーズ』でお馴染みのスティーヴン・ラングも出ているが、役柄といい、扱いといい、『ディープ・ブルー』のサミュエルにも似た驚きがあなたを待つ。