大切な人を殺されてしまったら、法の裁きよりも加害者を殺してやりたいと思ってしまう人達って実際のところ多いのではないだろうか?
そんな機会を与えてくれる「復讐法」が2020年に成立。
いかにも山田悠介原作らしい設定。
なんだか『パージ』や『バトル・ロワイアル』っぽかったり。
復讐なんてよせ、自分ならそうゆう選択はしない、そう考えてる人達もいざ自分がその当事者となってしまえば、コロッと態度を変えてしまう。
日本では未だに死刑を野蛮だから廃止しろという声より、殺人犯に極刑を望む声は根強い。
憎しみは憎しみの連鎖を呼ぶ。
そういった背景があるからまだ観れたかな。
映画としては全体的にチープな印象しかない。
出演者の男性達がみんなよく知らない顔だなあと思ってたら、どうやらBOYS AND MENの面々だったみたいで、よくあるホラー×アイドルっていう流れの一環だったと思われる(この映画は一応サスペンスアクションということだったけど)。