静かな展開だったので罪無き人の「魔女裁判」モノかな?と思ってたら、思いっきり魔女そのものの話だった。
好みは分かれるでしょうが、個人的にはオカルトではなくリアル方向だった方が面白かったかなあ。
とは言え、割と序盤から魔女らしき姿は見えるんですけどね…。
それにしても、キリスト教絡みは感情移入しづらい。
父親のせいで村を追放されたのに、罪を背負って生まれただとか能書きばかりで、何でもいいから早く生活基盤をしっかりしろよと言いたくなった(笑)
娘に役立たずと言われて、娘を魔女扱いするし、双子の小さい子達にも当たるし。
その後に子供達への愛情は口にするんですけど、あまり説得力がないというか…。
キリストに縛られた家族が不幸な目に合う中、悪魔に救われた感じのラストは何とも皮肉。