何かがおかしい。見えそうで見えない。掴めそうで掴めない。なにが起きているのか。
自分の周りの大人は何者なのか。この島には何が起きているのか。自分はどうなってしまうのか。様々な葛藤が交差する。
同じ服を着た大人の女性たち。全員がロボットのような歩き方をしている。
同じような建物。広い部屋の中にはベッドと机だけ。机上には何もない。
ご飯は薄緑色のミミズのソテーのみ。その後、紫色の薬を4滴飲まされる。
魚に触れる時の音、水の滴る壁、常に荒れる海、全てが独特の雰囲気を醸し出している。
言葉では表せない。感じるべき作品。