エヴォリューションの作品情報・感想・評価

エヴォリューション2015年製作の映画)

Évolution

上映日:2016年11月26日

製作国:

上映時間:81分

3.5

あらすじ

少年と女性しかいない、人里離れた島に母親と暮らす10歳の二コラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっている。「なにかがおかしい」と異変に気付き始めた二コラは、夜半に出かける母親の後をつける。そこで母親がほかの女性たちと海辺でする「ある行為」を目撃し、秘密を探ろうとしたのが悪夢の始まりだった。“エヴォリューション(進化)”とは何なのか...?

「エヴォリューション」に投稿された感想・評価

ken

kenの感想・評価

3.2
海の岩場 ヒトデ 緑グチャグチャ食物 病院のような 内臓
→海の生き物?
映像美 淡々
hqho

hqhoの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分で考察する気など一切ないのに考察系映画を観てしまった。もうずっとお腹のあたりが気持ち悪い。少年みたさに観たらとんでもないものみてしまった。ホラーかよって思ったらホラーだったか
光の入れ方とか色合いはとても綺麗でどのカットも絵になる(いつも似たようなこと言ってるな...)。少年たちはとても美しくかわいかったです。まあ二度と見ない。こういうの好きでつくってんのかなと思うとこの監督生理的に無理、と感じる
ことえ

ことえの感想・評価

3.5
やっとみれた〜

画面全体にうっすらシアンがかかってるみたいな
ワンカットひとつひとつが絵になるような映像だった
海のシーンの青さはほんときれいだったな〜

少年と女性しかいない島
もうそれだけでこわい
あんまりセリフがないのでお話を理解するのが難しい 
内容的には人によって捉え方ちがいそう
個人的にはとてもこわかった…
でも一見かわいいかも、ておもえたMIMIもなにか不安をかんじるこわさがあったし、この監督の作品は人を、てかわたしを不安にさせるわ…

ストーリーがきになってみた映画だったけど、映像のきれいさに惹かれたな〜光のさし方とか逆に影のおち方とか

おとこのこたちのまつげバッシバシでかわいかった
Ukosaaan

Ukosaaanの感想・評価

3.4
出ました暗い映像集。
終始暗いんだよ、何にも見えねぇよ、ホラーの暗さならまだしも、こういうセリフもBGMも少なくて芸術的な作品が暗いと睡魔との戦いにばかり意識がいく。
看護師も医者も若い女性しかおらず、患者?は少年オンリーという設定は妖しくて魅力的。
簡単に言えば多数の人魚姫が少年相手に人体実験してハイブリット種を生み出そうぜって話。
フランス映画なので映像美がすごい。
暗ーい雰囲気が続く中、最後の明るさは切なさがありました。
想像していた内容とは全く違って、
なんかグロいなと感じる部分もままありました。
ヒジキ

ヒジキの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

美しい。彼らは一体何者なんだろう。

全てのシーンが写真のように美しい。登場人物の顔は薄暗くよくわからないのも謎が多い感じで好きだ。

生殖行動のグロさおぞましさを、もうもう本当に美しい映像と美しいキャストで見せられる。
一歩間違えば、ポルノ映画に成りかねないテーマを完全に芸術化してる。すごい。

こんなに歪んだ映画あるのか。歪んでるよもう。


死のモチーフとしてヒトデを繰り返し使うのすごい好き。手術ライトとかヒトデに見えるし。

へそにヒトデの触手が触れるシーンはなんでか欲情さられる。性と死が混在してる。
海岸、磯の近くで波に揺蕩いたまに素潜りをする少年はヒトデと何かを見つけ海から上がり家へと駆け出す、ってところから始まる「本当のお母さんじゃないんだ」ってお話

FFなFILMAKERS諸氏のレビューに興味をそそられていたこの作品、近所のTSUTAYAに一本だけひっそりと入荷してたのでそそくさとレンタルしてきた、けど、うぉ〜、これはワケ分からん!!

セリフが最小限までカットされ言葉での説明はほぼ無し、画面を見て判断してねってことなんだろうけど、例えば、壁に滲み出した雨漏りの雫から何を読み取ればいいというのか?どアップが連発するまつ毛バッサバサの美少年の瞳から何を感じればいいのか・・・

普段ハリウッド謹製のエンタメ作品ばっかり見てるから、こういう系の作品見ると自分の思考回路が劣化して錆びついていることを痛感させられる、けど、まぁ、ゴシック系ホラーと思えば何となく分かった気になるから今回はそれで許して

現代社会にもこんな風習(?)あるかもねってお伽話だと理解しておこう(適当
脚本、映像共にツボでした。この女性監督の感性、好きです。そしてハネケ監督の「白いリボン」のロクサーヌデュランが美しい。観る側に解釈を委ねる作品は好きですが、本作 相当委ねてます(^^;;
Qinemagic

Qinemagicの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ディスカバリーチャンネルの海中生物特集のような美しきスロー映像で始まったかと思うと、タイトルコール直後からすぐさま異様さと陰鬱さを帯び悪夢の物語へと変容してゆく。

どことも知れない海辺の小さなコミュニティは若い女性と美しい少年たちだけで構成されていて、そこはまるで幻想的な御伽噺の世界のよう。少年たちは単なる所有物なのか、それとも命を生み出す尊き存在なのか。理解しきれてないけど余白が多い分、考察、妄想しがいのある奥深い作品だと感じた。

エコールが少女のユートピアを描いた作品ならば、エヴォリューションは少年のユートピアを描いた作品なのか、それとも…
カツマ

カツマの感想・評価

3.6
タイトルに全てが現れている。謎めいていながらすでにネタは明かされているからだ。何か非現実的な出来事が正当化されている世界。美しい映像美と神秘的なまでの気持ち悪さが同居した、新感覚SFムービーだと思えばかわいいものだが、そこに少しの現実味が混ざり合うことによって、グロテスクなドキュメンタリータッチの作品となる。自らを高等生物だと勘違いする人類への、不敵な挑戦状にも思えた。人類の進化はまだ、終わってはいないのだと。

その島には少年と大人の女性しか存在していない。
少年ニコラはある日、水面が煌めく海の底に、ヒトデ型の痣をつけた水死体を発見する。母親に死体の存在を信じてもらえず、ニコラは再び海底に潜ろうとするのだが、それすら母に咎められることになる。
ニコラら、その島の少年たちはある病気のため、黒い液体を飲んで療養していた。だが、その病名を少年たちが知ることはなかった。夜な夜な少年たちは手術台の上に寝かされ、、そして、、

美しさと気持ち悪さは紙一重だ。映像が美しければ美しいほど、この映画に関しては気持ち悪さが増していく。海は生命の起源としての役割をすでに果たし、美しいだけの映像へと姿を変えたのか。そして人類の未来はどうなっていくのか。闇の中に蠢く人類の所業を淡々と眺めていく。そのあまりのシュールさは、感情の揺れ動きを停止させ、ただユラユラと水の底に落ちていくかのようだった。
>|