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金曜日の寝室
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『金曜日の寝室』に投稿された感想・評価

菩薩
2.5
不倫撲滅映画かと思ったらそう言う訳でも無く、それ以上に女性よ、男性に消費される事勿かれと、そんな志しを持った映画なんだとは思う。幼い少女にゆで卵ぐりぐりも押し付けられた女性性の象徴って事かしらね。途中めちゃくちゃ『生きちゃった』してた、石井裕也パクったろこれ。最後が馬鹿すぎてどうでもよくなっちゃう。
4.0
不倫OL 加山麗子
花屋の店員 野平ゆき
モーターボートで突っ込む

ちょっと天地真理に似てた野平ゆき、美人系の加山麗子、ロマンポルノ女優では、この二人が好きだった。(汗)
会社課長(宇南山宏)との不倫関係を築いているOL(加山麗子)が、行きつけの生花店の店主(野平ゆき)から、危険な状態を指摘されてしまう。不倫カップルの強迫観念の芽生えを描いている、日活ロマンポルノ。阿部牧郎の同名小説を原作に取っている。

同じ会社に勤務している男女が、毎週金曜日の夜に、別の顔となって逢瀬を重ねる。課長は専務の娘(岡本麗)と結婚しているので、保身のために隠蔽しなければならない。一方、主人公は同僚の破綻ぶりを垣間見ながら、明日は我が身と苦悩する。

主人公、花屋の店主、課長の妻が、互いに牽制し合いながら、会社課長を包囲していく。追い詰められていく課長側の視点と、裏側でおこなわれている「女の戦い」を平行線で暗示させていく。

"充実した不倫生活を築いているカップル"に対する、個人的な嫉妬心を表現しているところも印象的。クライマックスには、"世知辛い世の中からの脱却"を目指した、びっくり系エンドが用意されている(これは当時助監督だった川崎善広の案)。

『金曜日の寝室』に似ている作品

白く濡れた夏

製作国・地域:

上映時間:

97分
3.2

あらすじ

人生には、夏と呼べるような時期があるが、木口冴子の場合、その夏が今、急速に色褪せようとしていた。それも、ある事故をきっかけとして・・・。そんな彼女と、人生における夏を、ひた走る若者たちを、…

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