takumi

ネバー・サレンダー 肉弾烈戦のtakumiのレビュー・感想・評価

3.5
元海兵隊エリート軍人である主人公は、ボディガードの仕事にあたるが護送中に襲撃され、要人を守るための孤独な戦いが始まる…

実に程よいなB級アクション映画でした。WWEのスター選手を主役に据えた(個々の作品にはなんの関係もない)シリーズ4作目です。監督がウィリアム・カウフマンということで銃撃戦にはかなり力が入っていました。一万発は打ったんじゃないかな?『ルール 無法都市』 のジョニー・ストロングのようなキレのある銃さばきは見れなかったものの迫力はありました。

プロレスラーなだけあって格闘シーンも迫力満点。絞め技や様々な小技を交えたクオリティの高さで満足です。プロレスラーらしい大技も見たかったですが、ラストバトルでの腕を折り首を折って殺す流れはさながらゲーム・オブ・デスのラストバトルのようで美味でした。流れるような見事なナイフバトルも良かった。

低予算感は満載だし、ストーリーもツッコミどころしかないクソ具合ですが、アクションを楽しむ映画なのでそこは気にせずに…

決して万人には薦めませんが、格闘アクションや銃撃戦が好きな方なら何かのついでに観てみてはいかがでしょうか。過度な期待は禁物ですが、まあまあ楽しいです。
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