rage30

死霊館 エンフィールド事件のrage30のネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

基本的には前作と同じで、「ある一家が幽霊に襲われる話」。
前作と違うのは、本作は早めに幽霊が登場する事でしょう。
少女に憑依したり、CGで作られた幽霊が出たりと、わりとはっきりとした形で幽霊が姿を現します。

個人的には前作のほとんど幽霊が出ない方が好きかな~。
派手になったのは良いのですが、その分、作り物感が出てきて、冷めてしまう部分もあるんですよね。
特に後半を「少女の嘘か?本当か?」という展開にするなら、余計に幽霊の姿は見せない方が良かった気がします。

ただ、これはあくまで好みの問題で、作品全体のクオリティーは相変わらずの高水準。
暴力やグロ描写に頼らない前作のマナーも継続されています。
特に今回はウォーレン夫妻の絆が強調されており、2人が献身的に力を合わせて戦う展開が非常にエモかったですね。


前作、そして本作と続けて見ましたが、ホラー云々という事よりも、普通に映画として、よく出来ている。
ただのジャンルムービーの監督に収まらない、ジェームス・ワン監督の確かな手腕を実感しました。
新作の『アクアマン』も楽しみ。
rage30

rage30