このレビューはネタバレを含みます
序盤★3.5 中盤★3.5 終盤★3
バンドをする、M.V.を撮る、ギグをする、
観終わってみればすべてがとんとん拍子に進み、
それなりの問題や障壁もありますが、
いままでのカーニー監督作にあった
ちょっとこゝろに引っかかる悲哀、
本作では“happy sad”が
それほど物語のスパイスとして効いておらず、
ヒロインにもそれほど魅力を感じなかった。
ラスト、かなり青臭い展開でちょっと首を傾げましたが、
監督が一番訴えたかったメッセージ、
『結果なんてどうでもよく行動』
って感じの歌詞の曲を聴き、
「この監督は心底優しい人物なんだな…」
っといたく感心し、
監督の人柄、音楽センスも含めた
いままでのモノづくりの姿勢も評価に含めました!
人生賛歌、全肯定、
たまにはこういう余韻の作品もいいのかも。
2018年134本目(データなし含め135本目)