雷電五郎

パワーレンジャーの雷電五郎のレビュー・感想・評価

パワーレンジャー(2017年製作の映画)
3.1
洋画のロジックにおける戦隊もの、なのは百も承知の上で正直な感想言わせて頂きます。
スーツやCGはさすがに格好いい。映画内に収めるために仲間同士の結びつきもあれ以上、描写に尺は割けないだろうから仕方ない。けど、変身シーンを出し惜しみしてどうする。
変身のシーンは出し惜しみされると消化不良でクライマックスバトルに全員の変身シーンカットが入らないと興奮しないオタクだから「ん、んんー?!?!なんか違う!!」感は否めなかったです。
あと、ロボットもそんなスタイリッシュつかメタルぽくせんでええんやで…それじゃあトランスフォーマーや…

パワレンは元ネタを知らないのですが、キャラの個性も人種と性別に頼りすぎではないかと思う節はありました。
逆に言えばそれがアメリカでやることの強みではありましょうが、もう少し境遇以外に違いが分かるエピソードあればと。人間性の違いという意味でのキャラの個性はあまり感じられなかったのが残念です。色=キャラの個性みたいな見方をどうしてもしてしまう日本人ですみません。

なんか色々勿体ないというか、もうちょっとうまい具合に料理できてれば面白くなったような気がする。細かいこと言い出すとキリがないのでこんな具合で…す
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