以前から気になっていたので試聴。
初めは登場人物と親族関係、会社関係が複雑すぎて調べつつ観ていたけど、途中から完全にストーリーに引き込まれていった。
一見、ある一族の拗れた人間関係、闇に葬られた過去を暴いていく話かと思っていたら、それと同時にリスベットが女性として男性に復讐し、男性優位思想に反抗していくというもう一つの主題があって意表を突かれた。
一つの話の中に2つのテーマというか、内容を絡めていくのがとても上手で観入ってしまいました。
そしてこの作品をより魅力的にしているのが、リスベットのキャラなんじゃないかなって思います。
ピアスにタトゥー、ごついバイクとパンクっぽい見た目だけど、華奢で繊細なリスベット。そのギャップというか不安定な感じが観る人を釘付けにしてどんどん魅了していくんじゃないかな。
もう一つ着目すべき点はOP。
黒いドロッとした液体が人やモノの表面を飲み込むようにして流れるOPは非常に官能的で不思議。あんまりこのようなOPは観たことがなかったので面白いなって思いました。
原作の書籍も世界中でヒットしたそうなので読みたいと思います。