Aya

君と100回目の恋のAyaのレビュー・感想・評価

君と100回目の恋(2017年製作の映画)
3.3
2人で行く「アバウトタイム」って感じ。

※このレビューは2017年の韓国映画「あなた、そこにいてくれますか?」のネタバレに触れているので気をつけて!
 後、「アバウト・タイム」のディスも満載なので好きな方注意ですw

坂口健太郎くんて、個人的に顔が激タイプなんですけど!芝居は下手だし、似たような駄作にばっか出てるイメージがあって。
しかも今回はバンドもの・・・Oh...地雷臭・・・!

このヒロインの女の子も知らないです。
歌手、の子なんですよね?
イマドキっぽい感じの元気の出る歌が良かったけど、ライブシーンとかどこのフェスだよwって感じだけど、ああいう学生さんのなんなのかわかんないとりあえず青春詰め込んだ!みたいのやつ実際あるからなあ・・・。

とファンタジー全開の今作。

結構好きなんだよねw

坂口健太郎くんがドーナル・グリーソンで俺タイムスリップできるから、って相手の女の子に伝えちゃって、一緒にタイムスリップして告白できず不毛な4年間を送った大学生活を繰り返しやり直すことで、ちょっとづつ修正して恋愛的にいい方向に話を動かすんですね。

で、私は「アバウト・タイム」のタイムスリップして何度も同じ時をやり直して相手の女の子騙してるくせに「かけがえのない時間が愛しい」って主張はおかしいと思ってるんですよ。

時間は戻せない、人生はやり直せないからこそかけがえのないものなのに「アバウト・タイム」は時間戻せて人生やり直しまくりのくせに、何言ってんねん、と。

そのイラっとする間違った考え方の押し付けが今作にはない。
良い「アバウト・タイム」だと思いました。

相手の女の子が知ってる、ってのが結構クレバーばな、と。
だって一緒に何回もタイムスリップしてちょっとづつ良い感じの青春LOVELOVEモードに持っていくんだけど、100回、400年大学生活で超良い恋愛できると思ってごらんなさいよ!

まあ長いし普通に考えて同じ相手と100回・・・飽きるだろうけどw大学入る前からこの2人は幼馴染でお互いに好意を抱いているのに進展しなかった、という後悔が爆発するからなんか良い感じに見えるんですよ。

で、ある一点の出来事が修正が効かない、けど彼女は知らない、ということで坂口健太郎くんが悩みます。
それを彼女に苦悩の末打ち明けるという女々しい展開になるんですが、素直に苦しさを吐露する姿は好感触です。

まあここは「あなた、そこにいてくれますか?」なんですけどねw

あのバンドの他の子は坂口健太郎くんだけができる子で自分たちはダメダメだ!と思いながらも楽しくやってるんですけど、めちゃリアルww
健太郎くん普通に感じ悪かったです。
Aya

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