ヤマト

ウインド・リバーのヤマトのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.9
2022年258作品目
洋画連続鑑賞中。
Amazon primeの高評価作品を観よう2作品目
【ジェレミー・レナー】主演
ジャンルはクライムサスペンス
スリラー映画
《ウインド・リバー》

キャッチコピー「なぜこの土地(ウインド・リバー)では少女ばかりが殺されるのかー」
「世の中から忘れられたアメリカの闇にせまる極上のクライムサスペンス」


ずっと観たかった作品をついに鑑賞。

舞台はワイオミング州ウインド・リバー・インディアン居留地。
【ジェレミー・レナー】演じるFWS(合衆国魚類野生生物局)のハンター、コリーは雪山に囲まれた雪原の中で、ネイティブ・アメリカン(アメリカの先住民)の少女ナタリーの死体を発見する。

【グラハム・グリーン】演じるBIA(インディアン部族警察)署長のベンは、FBI(連邦捜査局)に捜査を依頼するが、派遣されて来たのは【エリザベス・オルセン】演じる新人捜査官のジェーン1人だった。

ジェーンは雪山での過酷な環境での捜査に難渋し、コリーに捜査への協力を依頼、共に事件を調べることになる。

検死を行うと裂傷やレイプ痕があり、殺人の可能性が高いものの直接の死因は冷気を吸ったことによる肺の出血と窒息死であり他殺とは断定されなかった。
また、捜査を進めて行くとナタリーが極寒の中、10キロもの距離を裸足で逃げていたことが分かり、さらにナタリーの恋人マットの遺体が森の中で見つかり、事件は急展開を迎える。

クライムサスペンスというだけあり、スタートから推理をしていくようなサスペンス。
雪山での捜査がクライマックスシーンのアクションシーンに繋がるとは想像も出来なかったですが、全体的に観応えのある作品で、飽きが来ることがなく鑑賞できました。

【ジェレミー・レナー】の射撃は圧巻です。
アメリカの闇=ネイティブアメリカン社会の闇
社会派要素のある作品でもありました。
ヤマト

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