FumiyaIwashina

帝一の國のFumiyaIwashinaのレビュー・感想・評価

帝一の國(2017年製作の映画)
3.8
帝一は首相になり、自らの国を造るため、まずは死ぬ気で海帝高校の生徒会長を目指す。
旬の俳優陣がぶっ飛んだ演技を見せてくれているのがなんともおもしろかった。竹内涼真と千葉雄大の役がおいしすぎる気もするが、終始汚れ役の野村周平が一番楽しそうに思えた。
海帝は応援団のような生徒会や、ふんどしでの太鼓、マイムマイム事変など、かなりクセの強い男子校。やりすぎはやりすぎだが、やはり、この監督の作品は好きで、終始緊張が弛まなかった。
ほとんどの時間が、先輩の会長選に割かれていて、自らの会長選はラストだけだったが、最後まで切れ味鋭く、見事な展開だった。
エンディングにクリープハイプの曲に合わせて踊る永野芽郁もかわいすぎる。