あらゆる面でパワーアップした２作目。最愛のヴァネッサを失ったウェイドは悲しみに浸るが、同時に仲間の大切さにも気づいていく。
冒頭からデッドプール状態の今作はアクションもかなりド派手で、グロい。最後のバトルシーンも前回は予算の関係かあっさりしてたのが、今回は登場人物も増えて十分満足できた。
ブラックユーモアやキャスト、スタッフへの皮肉も前作に勝るとも劣らない。Ｘ-Menのファンや小ネタがもっとわかる人ならさらに楽しめただろう。
相変わらず、気まぐれで無責任なところが痛快なデッドプールだけど、今回は苦悩がえがかれていて、キャラクターに奥行きが加わっていたのも良かった。新登場のケーブルが未来からやって来た理由も相乗効果を与えている。
