面白かったです!
3人の女性、そして2人の男で取り巻くミステリー。
これ良いとは聞いていたのですが劇場見逃し作品です。
アルコールが原因で夫に離婚されたレイチェル(エミリー・ブラント)毎日通勤電車の中から見える住宅地の人々を見るのが日々の習慣だった。
そこから見えるのは若くハンサムな夫と暮らす美しい妻メーガン(ヘイリー・ベネット)。
そしてかつて自分が暮らしていた家に後妻として入ったアナ(レベッカ・ファーガソン)とその子供と元旦那。
メーガンはアナのナニーをしつつも豊富な人生経験から、子供を欲しがる夫のただの妻、という位置に満足できずにいた。
アナは子育てに満足しているふりをしているが旦那の浮気を見て見ぬ振りする自身に嫌気がさしていた。
酒が抜けないレイチェルはその窓から見える一見幸せそうな人々とある事件をきっかけに関わることになる。
主人公をエミリー・ブラントがアル中ニート中年独身女として演じるんだけど、すごいブサイクで!
エミリーに見えない・・・てかトイレでのあの愚行に及んで鏡に向かって愚痴るシーンはほっぺたプクってなっててちょっとゾーイ・カザンに似てた。
個人的にエミリーは「プラダを着た悪魔」がベストアクトで「ザ・マペッツ」など、冷淡な化粧の濃いキャリアウーマンが似合うので、最近は全然違う色んな役に挑戦してますね。
アル中の女が主人公ということで記憶が曖昧な中、メーガンが消えてしまう。
要は信用できない語り手。
本人も自分を信用できない。
自分は事件に関係ない!と言い張るもののだんだん自信がなくなってきたり、真実めいたものを思い出しても誰も信用してくれない。
あわよくば信用出来なすぎて殺したのでは??と疑われてしまい、親友にも嘘をついていたことがバレるわ元旦那の新しい奥さんには子供を誘拐しに来た!と責められるわ八方塞がり。
しかし彼女は事の真相に突っ込んでいく。
この消えたメーガンの旦那がね、ルーク・エバンスなのーカッコいいー!目の保養ー!!と思ってたらこいつも怪しくて、元旦那も怪しくてetc...全体的に男が怪しく女が被害者になる作りは一貫しているのかも。
しかし強く気高い女たち。
メーガン(T ^ T)
アナ(T ^ T)
そしてレイチェル(T ^ T)
女優陣のバランスのとれた顔つきも含め三者三様の生き様を見れて満足でした。
犯人がクソ野郎すぎて地獄に落ちろ、と思いました。