1945年のイギリス。貧しい村で暮らす少年は兄と祖母と共に暮らしているがその家庭状況はほぼ崩壊しきっており、少年の唯一の心の支えはドイツ人の捕虜であった...というお話
ロベール・ブレッソンを思い…
ビル・ダグラスの3部作は、不遇のジェイミーが少年から青年になるまでをモノクロで描く傑作だった。その中でも第1部は最も台詞が少なく、最も映像の美しさが際立っていた。あらゆるショットがバッシバシきまって…
>>続きを読む真に素晴らしい映画とは台詞の情報が無くても映像表現のみで良さがわかるものだと、確かクレール・ドニの美しき仕事の感想でも書いた気がするが、この作品もサイレント期のロシア映画よろしく叙情的な映像に十分す…
>>続きを読む人生ベスト。
ビル・ダグラスの自伝的三部作の1本目。
ジミー少年の悲惨な幼年時代を描いてるのだが、唯一心を通わせるドイツ人捕虜との別れのシーンでの凧の使い方や、陸橋をかけあがり機関車の排気を浴びるシ…