広島カップ

ブレードランナー 2049の広島カップのネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

テクノロジーの進歩と地球の荒廃が同居する未来を表現した圧倒的なビジュアルのイメージと完成度。
この基本的なトーンは前作からのものですが更に深化しています。
相変わらずロスの街には雨が降りしきり日本語がイッパイなのが嬉しい限りです。

レプリカントとそれを産み出した人間の抗争が前作の支柱でしたが本作ではそれだけではなく両者の関係がタングルドアップしてきています。
そのため前作より謎めいたストーリー展開になっていますがその分フォーカスが前作よりもボケて来ているように見えます。

それにしてもレプリカントが人間との間で子供を産めてしまうなんてブッ飛びストーリーです。
私は生きているかどうか微妙な今から32年後の世界、なんというテクノロジーの進歩!
クローンによる生命の誕生かそれ以上にショッキングなステージ。
益々世界は混沌としてきているぞ…
ん、レイチェルが妊娠していたのが前作なので再来年の話か……ち、近いではないか。笑

バンゲリス対ハンス・ジマーの音楽対決。
テイストが似ている『ダンケルク』を先日観たばっかりなのと悲愴感で上回っていたバンゲリスの勝ちとします。笑
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