橘

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。の橘のレビュー・感想・評価

3.7
怖くなかった!安心安全のスティーヴン・キングです。びっくりはするんだけれども。
(思い出したので追記:怖くなかったと言いつつ、怖かったシーンありました。淵さんみたいなのが襲ってくるやつ。淵さんは恐怖しています)(淵さん本当に怖くてさん付けでしか呼べない)
お子が被害に合うのはつらい。ジョージィ……

ホラーというより、ルーザーズクラブvsペニーワイズのジュブナイル映画でした。
ルーザーズの子どもたちが健気で良いです。スタンド・バイ・ミーより人数多くて女子もいるのでちょっと違った趣き。バーンは3人くらいいる。ベバリーの子、美少女。
でも各々抱える問題は重い…毒親もだし、苛めが酷い。アメリカなのか、スティーヴン・キングなのかわからないけど。親が保安官の子が異常だけど病み過ぎてるのかな。4人→2人になったいじめっ子組どうするんだろ。

ペニーワイズは子どもの恐怖で強くなり、子どもを食べて生き延びる。27年周期か…ベンがデリーに転校してきたのでバトルしたけど、今まで「なんか今年は子どもが異常に行方不明なるなぁ」で片付けられてきたのかな。それも怖いです。

原作は未読なのですが、今回の子どもの頃の話と、大人になってからと両方あるらしい。交互なのか、前後編なのかわからないけど。いじめっ子たちの背景や、井戸の家は元々何なのかわかるかもなので読みます。
2も観ます。安心安全なら…観られるやろ。。

ピエロ恐怖症があるのもわかるし、このあと?排水口の蓋に赤い風船がくくりつけられるイタズラがあって問題になったのもわかります。
赤い風船の下を確認しに行きたくない……何歳でもあれ怖い。。




特典映像で製作陣とキャストのインタビューや撮影時の様子が付いていました。
ビル・スカルスガルドさん、ペニーワイズほぼご自分でされてるというのは存じてましたが熱意が凄いな…オーディションの時からメイクしてきてたってやる気満々。
ルーザーズクラブのお子たちもペニーワイズに会うの楽しみにしてたようでキラキラしてました。井戸の家シーンでビル・スカルスガルドさん自体にも初対面だそうで、本気のリアクション。ビルとリッチーの子はその後のインタビュー中にスタッフが大きな音立てたらビクッて振り返ってた…ちょっと可哀想。。
ジョージとペニーワイズのシーンの撮影時の様子可愛かった。
橘