自己満足点 68点
本日公開の続編に合わせてこの映画もレビューしたいと思います。
スティーヴン・キング原作の映画ですが、初めて観る前は「ピエロなんかでどうやって脅かすんだ」と思ってましたが、確かに恐ろしい存在でした。
ペニーワイズは子供を誘惑をして惨殺する存在として面白かったです。
だから子供が出てくる映画でありながら結構グロ描写もあるので度肝を抜かれました。
また、子供達が仲間と一緒にペニーワイズを退治するという話もありそうで無かったので新鮮さを感じました。
子供の演技が上手いというわけではありませんが、この映画でよく引き立てていたと思います。
この映画は子供達がペニーワイズが関わった行方不明事件を追うミステリーでもあり、そのミステリー部分も面白いです。
さすがスティーヴン・キングですね。
ただ、ペニーワイズは良かったものの、ホラーとして凄く怖い映画かと問われたらそんなに怖く無いです。
結構序盤でペニーワイズの行動も解るので、得体の知れない怖さというのがあまり無いです。
またホラー映画にありがちな、効果音で脅かそうとする「ジャンプ・スケア」がかなり多いのも好きでは無いです。
特にペニーワイズが出るときは周りの音も一緒に大きくなるし、子供の悲鳴も相まって、うるさくて仕方ないです。
マイナスな点が多くなってしまいましたが、決して嫌いな映画では無いです。
一応続編も観るつもりでいるので、観賞後にまたレビューしたいと思います。