映画が終わる時、字幕のクレジットが出なかったのが一番衝撃的だったぁ・・・なんか今年になってこのパターン多い気がする。
特に今作はパンフレットもなし、ポスターにも書いてないのでどうやって調べたら?
まぁこういう時は配給に電話するしかないんですけどね。
「スペル」×「オキュラス/怨霊鏡」のスタッフ!とバーンと書かれているのですが、この監督の作品は見たことないですね。
「オキュラス/怨霊鏡」って良い作品で。
結構今作に通じるところがあるんですよ。
「バイバイマン」面白かった人はぜひオススメです。
鏡やガラスなど、何かが写るものが効果的に使われている。
精神的に追い詰めてくる。
概念の話。
怖がるだけじゃなく戦う気満々の主人公。
最後の最後には希望が残る。
これ共通してると思います。
序盤の屋敷の作りを見せながら不気味なことが起こっていくとことかカメラ割りもすごく似てる。
監督が違うのにここまで近いな!って思うことも珍しい気がする。
でもコレ、画がちょーリッチだよ。
撮影非常にいいですね。
ゴーストハウスもの、ではあるんだけど大学やフェイ・ダナウェイの家とか線路に警察とかも出てくるし、結構お金かかってるんじゃないですかね?
「バイバイマン」その存在を考えてはいけない、話してはいけない・・・その名を知る者は全て消されてしまう・・・。
って言われれば言われるほど考えちゃうよー!っていうのはホラー映画を見た後の心理と一緒ですよね。
あー怖かった、面白かったー!って家に帰って1人になって思い出しちゃったら怖い怖い!ってなるじゃないですか?
アレ、ですよね。
この映画がいいなー!と思うところは関係ない家族や小さな子供を巻き込みそうになるドキドキ感。
そして日本人にはかなり遠い異性との距離感問題・・・彼氏の親友のベッドで寝る?!
最愛の彼女と親友と一軒家で暮らしながら奨学生として大学に通うってサイコーじゃないですか?
俺の人生頂点?!みたいになりそうになったところを釘さされる、みたいな。
で、この主人公が結構ヴァンパイアっぽい青白い顔(メイク)でヒョロッとした体型だからわーコイツ蝕まれそー!感が強くていいよね!
ジャンル映画なのでレイティング問題ではないと思うけど、血の量とかは抜群に少ないですよね。
ガッツリどうだ!って感じで死体を写したり殺す瞬間をこれでもかって見せたりするような怖がらせ方とは違うので、スマートだなぁと思った。
あのコートとかめちゃくちゃ怖いよねー!!
格が上がった感じ。
このハウンドを連れたバイバイマンというキャラクター、定着して2が作られるといいなー!!