Aya

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールのAyaのレビュー・感想・評価

2.9
#twcn

異次元レベルのオサレさw
わかりみしかない!!

公開当時、どなたかが仰ってましたねえ「妻夫木聡が奥田民生になりたいわせねーだろ」と。
完全に同意ですけどねw

大の苦手な大根仁作品。
クイックジャパン、奥田民生、ジブラ、山内マリコ、カート・コバーンのTシャツ、しまおまほ、連発されるサブカル単語。

音楽は岩崎太整、衣装は伊賀大介、敢えてのヨックモック・・・限りなくこっち寄りw
そしてこのテンポ・・・ここまで揃えてくれてるのに合わない・・・!

水原希子が恐ろしいかわいい。
エロい。
「モテキ」の長澤まさみの美脚に匹敵する水原希子の小さい顔!
やはりこの世は美醜というか、笑顔の問題か!!

しかし妻夫木くんともあろう男がチョロいな。
日本人とは思えないほど、キスの嵐!タクシーの後部座席でSEXするレベルまでいけばいいのに。

エキセントリックな安藤サクラ演じるコラムニストが「飼い猫がいなくなったから原稿が書けない」っつってるのにぼーっと待ってるのバカかよ・・・これが人間の子供でもこいつ同じ行動取ってたぞ・・・くそ編集め。

もっと早く動いてたらなんとかなった話だし、水原希子はワガママではあるけど、恋人に甘える範囲のわがままだし、妻夫木くんがそこそこダメだよ。
それは惚れた弱みなんだからカバーしないとだし、カバーできなくて、怒られるのしょうがないよ。

「奥田民生になりたいボーイ」ってとこにあまり意味はないし「出会う男すべて狂わせるガール」ってソコまで狂わせてるほど男と出会ってないしw
でも、まあ、、、大変でしょうねこの女と付き合うの。

非常に気になったのは、妻夫木くんをはじめ、新井浩文や松尾スズキをはじめ、男性陣は皆、水原希子を「可愛い」という言葉一点で表現し、その枠の中に閉じ込めたこと。

今の時代、わかってますか?
女性はモノじゃないんですけど??

先に水原希子が可愛い!と私も書きましたが、終始、水原希子が下着姿なんですね。
ランジェリー自体のデザインが可愛いから、見てて女子でも楽しいんですけど、ここまで彼女の身体を隠す布が小さい場面ばかりにする必要があったのかな?って考えると、彼女を徹底的に性的に消費する程でこの役をやらせているようで、、、なんだかなあ。

これ男だったらプレイボーイ、とか言って小栗旬の太宰みたいなメロドラマにして盛り上げるわけでしょ?

衝撃だったのは妻夫木くんが自宅に帰って、鍵を閉めなかっただけでなく、扉すら閉まるのを確認しなかったことですね!
私、きちんと外に誰もいないか、扉閉まるまで確認してきちんと扉も鍵も夜ならチェーンもかけるわよ?

東京の人だから?
男性だから?
妻夫木くんだから?

アテレコも下手くそですねw
でも好き。

勘違いしないでくださいね。
水原希子は性的に消費されており、ラストのあの展開はやはり女がいないとダメだなこいつ・・・という結論になっているので、青春物語として昔を懐かしんではいるけど、成長していない。

ラブストーリーとしてどうかというと、2人の関係の良い時は超良い!で、関係が悪くなると地獄(ってほどでもない)って鉄則が守られているので良しな気もするが、、、

それとは別の意味で可愛い!妻夫木くんを堪能させて頂きました★
なんで奥田民生だったんだろう・・・。

Aya

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