サンダーボルトの作品情報・感想・評価

「サンダーボルト」に投稿された感想・評価

sumi

sumiの感想・評価

3.6
凸凹4人組による銀行強盗。イーストウッドはいつもの眩しそうな顔してるイーストウッド。その相棒にいつもニコニコなジェフブリッジス。そしてかつての銀行強盗仲間だったヘッポコギャング2人。

終始ゆる〜い感じの展開です。中盤の銀行強盗のための資金集めでアイスクリーム屋でバイトするギャング。ウザいガキに怒られるしなにやってんだあんたら笑

ウサギをいっぱい乗せてる狂ったドライバーとか女装したジェフブリッジスに騙される太ったおっさんとかちょいちょい面白い。

ラストはちょっとニューシネマ的な切ない終わり方でした。
実に男泣かせな映画だったなあ。
家族の様に仲がいい個性的なギャング4人組による熱い友情劇。
大好きなロードムービー&ニューシネマ。

お調子者な若者役のジェフ・ブリッジスがとてもいい。
自分の大好きな作品『ビッグ・リボウスキ』で、ろくでなしの中年男デュードを演じたことでも有名な人。この人、若い時はこういった役もしていたんですね。
いつもニコニコしていて、田舎で暮らす爽やかで愛想のいい若者感がすごいんです。デュードをひっくり返したような性格。
ブリッジスが出てる若い頃の作品をもっと観てみたいと思いました。
イーストウッドとジェフブリッジスがホモソーシャル!超イチャイチャ!

敵と味方も 軽口叩くのがイイね
coro

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3.6
埃っぽい映像も、ダサいファッションも、噛み合わない二人の会話も、西部では何だかお洒落に見えてしまう。
ageless505

ageless505の感想・評価

4.0
凄腕銀行強盗サンダーボルトと、しがない青二才コソ泥ライトフットの、出会いから別れまでを描いた楽しく切ないバディムービー。

クリント・イーストウッドにまとわりつく若造ジェフ・ブリッジスの憎めない笑顔が何ともいえない、キービジュアルそのまんまで可笑しい。偶然乗せてくれたドライバーが狂人でトランクから大量のウサギ出して銃乱射してくるとか、逃げるにしても闘うにしても、なんか報われない感・うまくいかない感にまとわりつかれた2人。

結局、以前襲撃した銀行金庫を再度狙う展開になるけど、その初期費用集めのために、芝生の管理とかアイスクリーム集配とかヘンテコな仕事を皆で手分けしてするのがおかしくて。そんなら最初からマジメに仕事しろって!

とにかくこいつら、OLYMPIAの缶ビールあちこちで旨そうに飲むんですよね。もうどうしようもなくずるい。観る側もまけじとアルコールひっかけながら、しっぽり切ない気分にひたる作品かも。
Hidenovic

Hidenovicの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ジェフブリッジスが演じた「ライトフット」が、チミノの映画によく出てくる「絶望的に悲しく死んでしまう役」でとても切ない。
マイケル・チミノ監督って重厚な作品のイメージがあるけどデビュー作ではこんな軽いノリのものも撮ってたんですね。
内容はどこかで見たことあるようなものだったけど、もっと昔に見てたら違ってたかも。ジェフ・ブリッジスとジョージ・ケネディの掛け合いが面白い。
カーチェイスも上手く見せてますねー。
こんな渋い魅力的なサンダーボルトに出会ったら付いていっちゃうのもわかります。
この時代の作品って登場人物の名前がタイトルの作品が多いような…。
Teto

Tetoの感想・評価

3.8
2017-149

最近の映画に慣れてしまうとストーリーは物足りない感もあるけど、ロードムービー&バディものとしては、なかなか楽しめた。

ジェフ・ブリッジスが可愛い。そして悲しい。

女装。黒板。
面白かった。金庫破りのサンダーボルト。ラストはちょっと切ない。
Catman

Catmanの感想・評価

4.5
あの『サイレントランニング』と『ダーティハリー2』の脚本を書いたマイケル・チミノの監督デビュー作。4年後に公開される『ディアハンター』よりも私はこちらの方が好きです。

軽口ばかり叩くお調子者なのに何処と無く孤独で幸薄い雰囲気を漂わせる若きジェフ・ブリッジスがひたすらイイ。イーストウッド演じる寡黙なタフガイとのバディ感が本作の一番の魅力であります。そしてこの主役2人とは対照的なイカレたコンビを演じるのがイーストウッド映画の常連組、ジョージ・ケネディとジェフリー・ルイス。彼らやその他のチョイ役も含め登場人物に誰ひとりマトモな奴が居ないのが最高です。

アメリカ西部の乾いた風景をどこか冷めた様な視線で映し出すロングショットが多く、アメリカンニューシネマ風味の虚無感を印象付けるラストシーンが心に残ります。ポール・ウイリアムスの歌も沁みる。
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