１年生から３年生までの話のせいか、結構駆け足です。
広瀬すずが、あっけらかんとした物怖じしないキャラクターだったので、もっと嫌味を言うプリマの子や、他の子達ともぶつかって、一つのチームになっていくのかと思ったのですが、嫌われ者はチアを辞めて終わりだし、チームが出来上がっていく過程が描き切れていない様に思いました。
子どもの頃から、アタック№１、エースをねらえなどのアニメで育った私としては、最初は同じチーム内のライバルと競い、そしてチームワークが育ったところで、他のチームの選手とも競い合って、結果友情が生まれる…という展開が当たり前だったので、
嫌いな奴は「ハイ、さよなら」というのは、現実世界で幾らでもそうなのだし、映画なんだから、頑張ってチームが出来ていく様子が観たかったと思いました。
また最悪なのは、３年生の全国大会の場面。
本番で皆が幕の外に出て行って、戻ってきた部員達の喜び具合で推測する…って、テレビドラマじゃないんだから、こんな演出アリなの？！
これで盛り上がれと言われても、猛スピード過ぎてついていけなかったです。
