ねこ

アリータ:バトル・エンジェルのねこのレビュー・感想・評価

4.5
ジェームズ・キャメロンが25年前にギレルモ・デル・トロが教えてもらった日本のコミック「銃夢(ガンム)」の世界観に魅せられて作った作品。

予告ではこの主人公のアリータの目の大きさに驚愕して、このキャラクターを愛せないかも? 笑 と観たさ半分、やめておこうか半分の気持ちでした。

が、予告からの本編、良い意味で大きく裏切ってくれました!

3Dで観たのですが、技術も役者も映像も全部期待値を大幅に上回る良さでした。

アリータはメイズランナー(観ていない…汗)で知られるローサ・ラザールがパフォーマンス・キャプチャーで演じた映像に、CGでエフェクトしているそうです。

サイバー医師のイド(クリストフ・ヴァルツ)がクズ鉄の山から発見した彼女は300年前のサイボーグ、新しい機械の身体で再生され、徐々に昔の記憶を思い出していきます。

アリータを破壊しようとしている悪役のベクターをマハーシャラ・アリ、イドの前妻チレンをジェニファー・コネリー、天空に浮かぶユートピアのザレムへ行くこと夢みている人間の青年ヒューゴをキーアン・ジョンソン、冷たいハンター戦士のサイボーグをエド・スクレインが演じています。

でもってヒューゴの友人タンジ役!
ブリグズビー・ベアで主人公の友人スペンサー役だったジョージ・レンデボーグ・Jrが出てきてテンションが上がりました♪彼はバンブルビーにも出ているようなので楽しみです。

アリータかっこよかったです!
目の大きさも気にならなかった。むしろかわいい。見た目も心も人間より人間らしくて。
ジェームズ・キャメロンは強い女を描かせるとピカイチですね!

イド役のクリストフ・ヴァルツは悪役が多いイメージでしたが、本当に優しいお父さんといった感じでしてこの人の演技がまた疲れた心に沁みましたよ。(なぜか年度末と関係なしに慌ただしいのです。観たけどレビュー書けていない&見たい映画に行けていない!!)

最後・・・ああーこうなるのか!って。あの映画を思い出して涙しました。なんとなく続きそう??
ねこ

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