ねこ

バンブルビーのねこのレビュー・感想・評価

バンブルビー(2018年製作の映画)
4.0
3月に観たのに今頃書きます。
IMAXの3Dで観ました。

時代は1987年!思春期まっさかりの少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は、父を亡くした哀しみを抱えつつ、母の再婚相手や弟を含む今の家族を受け入れられず、反抗的で浮いた存在です。いわゆる普通の女の子のようにおしゃれして男の子と遊んだりしない。アルバイト先で友人も出来ず、一人ガレージで父との思い出(父のレコードを聴きながら車の修理をしていた)にひたっています。

18歳の誕生日をむかえたチャーリーは、廃品置き場にかなりボロい黄色のフォルクスワーゲンを見つけます。
なんとか譲ってもらって自宅のガレージで点検しはじめるのですが、急に動き出し変形して立ち上がります!
お互いびっくり!!!

ロボットみたいなワーゲン?(実は地球外生命体)はどうやら記憶を亡くしているのか、何を聞いても首をかしげて唸るだけ。
図体は大きいのにどこか怯えていて可愛い。何か事情がありそう。
チャーリーは彼にバンブルビー(マルハナバチ)と名づけてかくまうことにします。

そんなある日、バイト先でひそかにチャーリーに想いを寄せているオタク少年メモ(ジョージ・レンデボーグ・Jr)が今日こそは彼女にアプローチしようと家に訪れます…

このジョージ君、ブリグズビー・ベアで主人公ジェームスの友人役のかっこいいオタク少年の役、アリータではヒューゴの友人役をやっていて、笑顔がとてもかわいいんです。

バンブルビーとチャーリーとメモの3人が非常に可愛くて、時代設定が自分の青春時代と重なり、レコード、カセットテープ、ビデオテープ、ラジオすら懐かしく、かかる音楽もファッションもとても楽しい映画でした。こりゃ、トランスフォーマーをちゃんと観ないとな、と思いました。

これネタバレってほどじゃないけど・・・


観てからだいぶたったので、記録・・・
こんなシーンで、この曲がかかっていました↓
https://dirtyyoungman.com/1162/

ティアーズ・フォー・フィアーズの♪Everybody wants to rule the world♪かけながらチャーリーとメモが風を受けながらドライブする場面は、「ウォールフラワー」でトンネル内でドライブ中やっぱり風を受けながら主人公たちがボウイを聴いていたシーンと重なったりして!(あれ?トンネルだっけ?)

こういうの、ザ・80年代の青春て感じで好きです。
ねこ

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