やた

ワンダー 君は太陽のやたのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.6
オギー以外の視点がある構成がすごく良かった!
オギーが修了式で「誰だって一生に一度は賞賛されるべきだ」と考えているように、"太陽"であるオギー以外にも世界があって考えがあって、良いこともあれば嫌なこともある。
こういう作品は、つい「一番大変な人とそれ以外」になってしまいがちだから、特にミランダの視点まであったのがすごく良かった!
ヴィアがオギーに言ってたように、親友だと思ってた相手に突然傷つけられたりはあるあるだから、めちゃくちゃ傷ついても自分だけが不幸だと思うのは間違いなんだよな。

ママやヴィアに比べると目立つ場所が少なかったけど、パパが出てくる度にユーモアを爆発させてくれるのが、ハラハラする物語の中ですごく肩の力を抜いてくれた。オギーの賢さはママ譲りでユーモアはパパ譲りなんやな〜と思える人物描写もとても上手い。
オギーとジャックにはずっと良い友達でいてほしい!
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