きんぽうげ

人生は狂詩曲のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

人生は狂詩曲(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

どうもベルギーのミュージカルらしい。これも音楽絡みの物語だ。アメリカのミュージカルとは様子が違う。
普通のセリフの方のが多い。ポイントは話の頂点の時、あるいは切り替わりの時に歌うようだ。
吹奏楽の欧州選手権という競い合いが中心で、ベルギー国内で言語の違う地方、フラマンとワロンというのがあるのを初めて知る。当然、言葉が違えば気質も異なるのか、お互いが張り合っている。日本でいうところの関西、関東というところか。
ソリストとは楽団の中で一番上手なプレーヤー。その座を一方のチームが急逝のため不在となり、他方のチームから出し抜く。ところが、天才音楽家につきものの身勝手さのため、混乱するが、真実の愛によって目覚めるというストーリー。
ラスト、コンクールの勝敗は二の次で、音楽を愛する心が大切であるというところでフィナーレとなる。こうして書いてみるとなかなか良く練られたストーリーだ。だが、女たらしの男に一度のセックスだけで、靡いてしまったという印象は残った。
きんぽうげ

きんぽうげ