17歳の肖像のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

英国の優秀な17歳は、大人の世界を夢見ていた。ボーイフレンドはいるが、どうも幼すぎる。そんなある日 、大人の男に引っかかってしまった。
こんな世界もあるのかと、常に驚きの連続であった。
どうも、下心があるなという目で見てしまう僕らは、いつ 化けの皮が剥がれるのかなと、妙な期待感を持って画面を眺めてしまう。ところが、人の良いところばかりを次から次へと映していき期待感は薄れていってしまう。そして、両親にまでも良い男性として扱われそうになった。その矢先、妻子のある男であることが判明する。すると、今度は年相応であれと世界から疎んじていたものの関係が逆転してしまう。立場回復のため、助けてくれる存在は一番地味であった担任の教師。
そう、イギリス映画は、途中、皮肉はきついものの、オックスフォード合格というハッピーエンドを用意してくれる。
よくできたストーリーだと思いました。