このレビューはネタバレを含みます
観る前からこう思ってました。
｢こんなんオモロイに決まってるやん！｣
実際に観ました。
予想通り面白かったし予想以上に感心した映画でもありましたね。
この作品の舞台であるゲーム・インターネット・ネット動画って今の私のライフスタイルそのものだからまさにドストライクな作品だったわけですよ。
だからどこを観ても楽しすぎて終始ニコニコしてたｗ
ストーリーも良かったんだけど色々感心する事も多くて。
まずはネット世界の描き方。
こんな風にポップな感じでネット世界を描いていたのがとても新鮮。
しかもネットの仕組みを視覚的にも分かりやすく表していてとても感心しました。
それと後半は友情のあり方みたいなテーマを扱っていてそこも感心。
しかも最終的な結論が凄く大人な決着なのも良かった。
ラルフとヴェネロペって親友なんだけど見ようによっちゃ親子にも見えるんですよ。
だから友情のあり方とも取れるし子離れのあり方とも取れる。
結果大人も子供も心に響くというね〜
やっぱよく出来てるわ。
よく出来ているといえば終盤ラルフウイルスが集合しキングコング化するんだけどキャラクター的に正しいんだよね。
ラルフというキャラが影響受けてるのってゲームのドンキーコング。
そのドンキーコングが影響受けてるのがキングコング。
なのでラルフがキングコング化するのって脈絡的に正しいのです。
だってラルフはキングコングの孫みたいなものだからね。
笑えたのはディズニープリンセス軍団が出てくる所。
まるでディズニー公式が同人誌作っちゃったみたいな楽しくもあり同時に批評性あるというディズニーの懐の深さをみたな。
後半ラルフが大ピンチになる場面があってもの凄い高さから落下するんだけどそれを助けるプリンセス軍団も最高でした。
だってあんな優雅な救助劇は見た事ないもんｗ
前作も好きですけど今作も良かったです。
ていうかディズニー作品で一番好きな作品かもしれないな。
