yukihiro084

ぼくと魔法の言葉たちのyukihiro084のレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
4.0
アニメーションの語源は
霊魂とか魂から来ている。
アニメーターには、
命を与える者と言う意味合いもある。

(ぼくと魔法の言葉たち)を観た。
原題は(ライフ アニメーティッド )
ドキュメンタリー映画。

自閉症の男の子が3歳で喋らなくなり、
数年間、言葉を失った。
ある日、彼が口にした言葉が、
(リトル・マーメイド)の中の
セリフだったことに両親は気付く。
ディズニーアニメ好きの男の子は実は
観たディズニーアニメのセリフを
(全て暗記していた)。

光が見えた。この日から家族たちの、
言葉を取り戻すための戦いが始まる。

自閉症の子供を持った家族の話。
昔と今の彼らが描かれている。
自閉症。自立。映画はシリアスで
淡々としていて、ディズニー作品ほど
マジカルでも劇的でもない。
ディズニーアニメに救われた子は、
それ以上に家族の絶え間ない努力と
愛情や、鋼のよううな意志に
支えられいることがわかる。

ディズニーが全面協力し、
作品提供した作品が、
名脇役のように登場してグッとくる。

やはり、映画はいい。
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