このレビューはネタバレを含みます
別居中に息子2人を預かり、3人で雪山へ狩猟をしに。
道中で車が壊れ、人里離れた山小屋へ。
そこで父親が次第に壊れ始める…というもの。
弟の「母親と一緒に遠くに引っ越す」がきっかけで父親は壊れたんだろうな、と。
そこで「母親には引き渡さずに、3人で暮らそう」と思い込んだんだろうな、と。
トムホランドの演技がやっぱり光ってました。
シビルウォーの時のスパイダーマンが歴代スパイダーマンの中で1番幼くて、世間慣れしてない感じが、アベンジャーズのメンバーとのジェネレーションギャップを産んで、より軽くしてるんだろうな、と思ったり。
あ、マーベルトークになってしまった(笑)
この作品の感想としては、父親の狂気が全く感じられなかった事。
狂気って言動や動きは勿論ですが1番は目だと思っていて。
息子をどうしても自分の手元に置きたい、誰にも渡したくない、誰かが奪いに来るかもしれない、というある種妄想に近い時の目って、正気が感じられず、定まらなくて、濁ってるような、そんな感じがだと思うんです。
それがなかったとうか。
目ヂカラが感じられなかったです。
いや、目ヂカラがないほうがいいのにちょっとあるのが違うかな、と(笑)
だから、作品全体に怖さが感じられず。
残念でした。
もうその一言につきます。
なんか予告見たときはもうちょっと面白いと思ったんだけどなぁ。